中央通路に「シメ」の群れ

峠は越えたと思うのですがまだまだ花粉が飛んでいます。ですから最近とんと鳥撮は御無沙汰でした。
でもお彼岸には墓参りに行かねばなりません。どうせ花粉を浴びるならと墓参の帰りに、小金井公園に寄りました。

お花見寸前の賑わいです。「いこいの広場」などにはロープの仕切りがされ、今日あたりからお花見の連中が集まっているのではないでしょうか。
でも公園の桜の開花は、第一印象ですがまだ満開にはちょっと足りないようでした。
最近の天候は動きが多いようで、勘違いで満開になった桜がポツリポツリ咲いているのがむしろ目立つくらいで、公園の桜が全部満開にはまだまだでした。小金井公園の満開は壮観ですよ、昔一度だけ真っ盛りに行ったことがあります。

小金井公園をご存知の方ならお分かりになるでしょうが、正面口から入ると広大な公園を南北に分断するように中央に広い通路があります。植え込みのベルトやサイクリング通路や散策路などが複数ならんだ広い通路です。通路の左右は、とても広い「いこいの広場」と「こどもの広場」があります。
その「いこいの広場」側に通路に沿って巨木がずっと並んでいます。その下は一面落ち葉が敷き詰められています。広場の芝生がとても広いので、お弁当を食べている家族連れの方々はわざわざこちらの落ち葉の辺りにはシートを広げておりません。

いつもならこの通路を通って「バードサンクチュアリ」の方へ行ってしまうのですが、その時はその通路わきの巨木の下でぱりぱり音がするのに気が付きました。

５～６羽の「シメ」が夢中で何か落ち葉の中から拾って食べています。




大きな羽が一枚付いた木の実を食べています。たぶんくるくる回って飛んでいく仕掛けになった木の実のようです。
しっかりとした嘴で、羽の部分を破いて木の実だけを食べているようです。
ひっきりなしに人が通る中央通路です。でも通路が広すぎて「シメ」たちと適度な距離があるようです。ですから「シメ」たちは安心して木の実を探しているようです。

どんな木の実か拾ってくれば良かったと、この記事を書きながら思っています。