新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

暑い河原を歩いているのは。

2013-08-07 18:18:18 | ウオーキング
本来ならば、鳥の画像の一枚くらいは掲載するのですが、何もないのでカテゴリーはウオーキングになってしまいました。

久しぶりの好天で、暑いのは覚悟で今年から通いだした江戸川の方へ出かけてみました。干潟にシギチドリと予想して。
ところが何と、もうハゼのシーズンが始まっておりまして、深みには貸しボートが数十隻、波打ち際とか貸しボート屋の桟橋には1日1000円の子供連れが大勢です。
自分なりに決めていた撮影ポイントを、全部チェックしてみたのですがダメでした。

これでは落ちハゼが終了するまで、シギチドリは寄り付きません。現場の様子は1年かけて通わなければ分らない、と言う原則を再認識した一日でした。
見かけたのはカラスとスズメくらいです。本当に1カットも撮影しておりません。

行きも帰りも各駅停車のの冷房の効いた電車でうとうとしながら移動しましたので、駅についてから一層暑さを実感したのです。

帰りの電車で反省したのは、暑さを逆手にとって、何故その情景を撮影しなかったかと言う事です。

真っ白に乾いた砂利道、左は草原の斜面、右手は背丈を超える葦の群生、空はあくまでも青く。
ところどころに貸しボート屋の黄色い幟がはためいています。ただ暑いだけではなく、砂利道をぬける風はわずかに救いとなっています。
遠く川面を望めば、青い水面に逆光の貸しボートが黒く点々と。
夏の一コマとして十分表現できる画像だったのにと、反省しきりです。

そんな暑い暑い白い砂利道を歩いている馬鹿者は、私一人でした。万歩計は16,000を超えていました。
橋桁の下の日陰で休んでいる人に笑われているような気がしてなりませんでした。
コメント
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