新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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いたのは「セッカ」

2013-08-25 18:11:17 | 里の鳥
それでも、薄曇りの里山にいたのは「セッカ」です。
辺り一面、もやっとした水田地帯に、時折「ヒッヒッヒッ」とさえずる声が聞こえてきます。

静かな水田に響いてきます。一面稲ですからその中に下りてしまったら見つけることは出来ないのですが、彼らは先端にとまるのです。
田圃に張ったネットや糸の杭の先端です。ところどころの休耕地や畑に生えている木々の枝の先端です。

背中は茶色ですが、腹の白さが目立ちます。
見晴らしのいい場所ですから、こちらから近づいていく姿はたぶんお見通しでしょう。
でもとまる枝に好みがあるようで、「ヒッヒッヒッ」と鳴いて飛び立ってもしばらく様子をうかがっていると、同じ場所に下りてきます。




よく見ていると中には、稲の中に下りる個体がいます。ひょっとすると此方は雌かもしれません。
コメント
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