新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

そこにやって来たのは「ルリビタキ」

2014-01-16 18:02:22 | 里の鳥
そっけない態度であしらわれた私は、観測窓から一頻り「アオジ」を撮影して居たのは昨日のとおりです。

その時です、一声の鳴き声と共に青っぽい小鳥が目の前の枝にとまりました。「ルリビタキ」です。「アオジ」には悪いですが、ターゲット変更です。距離も半分くらいに近づき、さらに枝はほとんど水平です。標的の価値も高くスナイパーとしてはこちらを狙うのは必然です。

右手の若い二人も直に気が付きました。小さな歓声を上げています。左手の観測窓のCMも気が付きました。
モニターの確認もする間もなくの撮影です。そして飛び去って行きました。ほんのわずかの時間です。
画像のデーターを確認してみると、3分はなく2分少々でした。

私を含め観測窓についていた4人は、短い出会いにため息のようなホッとした緊張を解くような瞬間を持ちました。(瞬間を共有した同士感の様なものです)

少し間をおいて先ほどの二人ずれがやって来ました。『ルリ(ルリビタキ)が来ませんでしたか、声が聞こえたの』と言っています。
誰かがもう飛び去ったと言っています。
ひとり私は、ほくそ笑んでいたのです。(昨日の状況からの続き)



コメント
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