新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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愛川第一発電所あるある

2014-08-14 18:02:22 | ウオーキング
さてシジュウカラを眺めてから、宮ヶ瀬ダム堰堤の下部に着きました。
手前に愛川第一発電所の小さな建屋があります。小さいと言いましても巨大ダムの堰堤に比べてです。地下四・五階はあるでしょうか。
玄関に幟がいくつか立っています。これは見学会のお誘いです。

昨年も見学したのですが、時間もありますし他に見学者も二家族だけでしたので、賑やかしに参加することにしました。
見学内容は昨年の13年6月26日の「愛川第一発電所見学と観光放流」をご覧ください。

案内は二家族に任せ私は勝手に、ウロウロ見て回りました。


立軸フランシス水車と発電機のあたまの部分です。


つりさげ能力70tと20tの天井クレーンです。発電機の回転子重量が66トンありますので70tの性能がいるのです。12年に一回点検するそうです。
さてオレンジの丸で囲んだ部分をご覧ください。アップしたのが下の画像です。


面白い掲示板でしょう。なんという意味か案内の係員に尋ねましたが分りません。参加者の一団の後ろにいた現場の係員が教えてくれました。
クレーンの上部の操縦席にいる係り員と発電機近くにいる係員と、クレーンの移動について連絡し合うときその方向を指示する目安にするそうです。

ガントリークレーンなどでは屋外ですから、海だ山だ横浜だ千葉方向だとすぐに分りますが、建屋の屋内です。右左だけでは移動方向が正確に連絡できない訳です。で、上流下流、山川を確認する目安になっているのだと思います。

この辺が、日本人の技術者と言いますか職人の仕事に対する工夫だと思うのですが。

勉強になります。
コメント
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