新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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3Dプリンターの使い道・発電所でのお話し

2015-07-26 17:13:46 | アウトドア
さて宮ケ瀬ダムでのお話の一つです。

昨日もお話ししたのですがとても暑い日で、その為でしょうか8時半の駐車場オープンに到着したのですが、広い駐車場にまだ数台です。平日でもこんなことはありません。

支度をして撮影に向かったのです。途中を端折りまして、愛川第1発電所に近づきました。この日は発電所内の見学日です。
第1回目の見学者のために幟やテーブルヘルメットなどの準備が、職員の手で始まっていました。が、駐車場から発電所まで1km弱に家族連れ1組に出会っただけです。
係の人ものんびり準備をされているので近づいてみました。見学していきませんかと誘われたのですが、もう4回見学しているといいますと、いつもすみませんと感謝をされてしまいました。
『たまにはいつもと違うコースを見たい』と言いますと、安全を考えてそれは無理ですということでした。
そんな話をしていると、一人の職員が『最近は説明にこんな工夫をしています』と、かわいい模型を見せてくれました。
一目で発電用の水車と分かる仕掛けです。職員によりますと3Dプリンターで自作したそうです。
羽根が回転したりレバーが動いたりよくできています。

私が『よく出来ていますね。3Dプリンターはこんな風に使わなくては。フィギュアなんかを作るのはよくTVで紹介していますが。すごい!』と、猛烈に感心しますと、その職員はとても嬉しがって製作苦労やそのほかの作品も紹介してくれました。職員は自分でデータを入力して作っているそうです。
確認したわけではありませんが、現場機械のメンテ関係の技術者とは雰囲気が違い、設計部門の技術者のような感じがしました。

ではその作品を。名称などは頂いた使用からの推定で、確認していません。


模型上部です。たぶん発電機。青いカバーを動かすとピンクのレバーがかちゃかちゃ動きます。


模型下部です。たぶん水車。横の爪も連動します。


模型側面です。黄色い軸で下の水車が動きます。実によく出来ています。説明会用に自作されたのです。ビバ!!


利水管のバルブの模型でしょうか。


20分近く雑談をしていると、見学者が集まってきました。集客のサクラのように役立ったのではと思います。

この模型のブログへの紹介は、製作者の許可を頂いております。
コメント
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