新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

現場復帰と「北海道のひかる犬」

2017-01-25 18:02:26 | 閑居閑語
やっと今日からブログを再開することにしました。長い間い休みしてすみませんでした。

19日から変調を感じ、20日21日と完全に二日間8度5分以上の熱で文字通り死んだように寝ておりました。起きるのはトイレに行く時だけでした。
月曜日ころからは平熱に戻り、じっと静養しておりました。なぜなら二日間、筋肉の力が完全に抜けてしまい、力が入らず起きることができなかったからです。何とか昨日から近くに足慣らしを兼ねて買い物に出かけたりしております。

本日よりブログを開設いたしますが本日は画像の解説ではなく、二日間の意識不明の中で見た夢と言いますか幻の噺を書くことにします。
二日間の意識不明の中でときどき目が覚めて、うつらうつらと何事かを考え思いまたまたそのまま眠る状態が何回もありました。
どれもこれも変な情景の噺で殆ど忘れてしまいましたが、北海道の噺だけは不思議とはっきりと覚えていますのでそれを書き残します。
一つ申しますと私は竜飛岬から北に行ったことがないということです。つまり北海道には降りたことがないのです。

【北海道で出会ったひかるシェパード】
飛行機で冬の札幌空港に付きました。
空港から観光地の入り口までバスでした。
観光地に入り口から中央をメイン通りが奥にまっすぐ伸びており、左右にはお土産屋とか食堂などが並んでいます。
入り口の左側に少し広い広場が出来ており、3枚の大きな手書きの案内板が立っていました。一枚が8畳ぐらいある巨大な、昔の観光地にあるような手書きの案内板です。
左の手前から通りを挟んで並んでいるお店の小間が書いてあります。2枚目は観光地を中心とする周辺観光地の案内です。3枚目は思い出せません。
それぞれの巨大案内板の前には、ロングベンチが一つづつ置いてあります。
私は2枚目の案内板の前のベンチに腰かけて案内板の地図を眺めていました。

ふと私の隣に和服の女性が腰かけました。30代中ごろでしょうか。普段着のようですから近くの方のようです。
見ると彼女の足元にシェパード犬がおとなしく地面に寝ているではありませんか。彼女を守るように、命令を待つように、よくしつけられています。
驚きました、犬が呼吸するたびに動く背中が光に反射して緑色に光るではありませんか。マガモやヨシガモ、トモエガモのようなあのメタリックな緑色です。
それが背中が全体で波打つように光るのです。シェパードは本来黒かこげ茶色ですよね。驚いて尋ねました。

私『シェパードの中でも全く別の犬種ですか?』
女性『いえ、どうもこの犬だけの特別変異のようです』
私『しかし見事な色ですね。素晴らしいです』
女性『ありがとうございます』
私『こんな観光地まで犬の散歩に来られるのですか?』
女性『いえ、自宅がそこです』と振り返ります。そこはメインの通りの入り口にある老舗の蕎麦屋さんでした。と言うことは女性はお店の若女将か。
私『それではお店のペットとしてお客さんに可愛がられているのでしょうね』
女性『それがそうでもないのです』
私『どうしてですか?』
女性『以前はお店の隅におとなしく寝かせていたのですが。最近外国観光客が増えましたでしょう。そうしますと犬に対していろいろ反応してしまう外国の方々がいて。先日もそれで小競り合いが起きて』
私『それなんと言うことです』
女性『仕方なくそれからは奥に住居の隅にスペースを作って買ってます』
私『でもそれではこの大型犬ではかわいそうですね』
女性『で仕方がないから夕方私がこの辺を散歩に連れ出しているのです』

その後彼女とお別れして空港に向かおうとしたのですが、ここは観光地。札幌市の中心地にはバスがピストン輸送しているのですが、ここには運行時間が変速でどうやって空港に戻ろうか大変困ったところで、目が覚めました。

何か、空港か犬か北海道か夢見る前に考えていたかは全く覚えていませんし、なぜ数多く見た夢の中で記憶に残ったかもわかりません。
8度5分の現の中での幻です。

私特異な夢については、携帯のメモに残すようにしています。いつか正夢になったら自慢しようと、その証拠にするためです。
コメント
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