新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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御朱印拝受「子安神社・初午祭限定御朱印」その2

2017-02-15 18:02:24 | 神社仏閣
さてそれでは、2月12日の八王子の子安神社の初午祭の様子を報告いたします。


限定御朱印の授与は11時からですが、混雑するので13時以降にしてくださいとのアナウンスがありました。でもこの日曜日、大好きなマラソンも駅伝もラグビーの放送もないので天気もいいしと出かけました。それでも多少ずらして現着は12時半です。右端の男性が最後尾です。
「最後尾がここです」のプラがカードを持ったおじさんが知り合いにあったのでしょうか、列の中ほどおしゃべり中でした。
私の前にいた男性は御夫婦で千葉から車で駆けつけたそうです。この後寒川神社に回るそうです。
これから受付まで2時間かかるのですが、この御夫婦と御朱印帳談議に花が咲き、何とか寒さに震えながらの時間をつぶせました。と言いますのは、天気は良かったのですが神社のある場所が八王子の駅近くで、企業や病院の高層ビルでまったくの日陰だったのです。
御夫婦と私の御朱印集めがそこそこ似通っていたので、情報交換もできました。


行列から抜けられませんので、斜め下から鳥居を撮影。お気づきの通り、この神社の紋は三つ葉葵です。将軍家光以降徳川幕府から朱印を受けているからだそうです。


前方の浅黄幕のテントが御朱印受付です。その隣にさらに防寒対策のビニールの囲いが付いたテントがあり、その中に御朱印制作の関係者が6から8人ほどおられました。受付で昨日書きました記入のレイアウトの相談をしてから受け付け番号を頂きました。私の番号は「292番」でした。待ち時間を聞きましたら1時間弱でしたが、多めに予想したのでしょうか、実際は30分ほどで頂くことができました。


受付待ちの列越しに本殿を眺める。本殿のお詣りは行列ほどの混雑はなく2列で4から5人くらいだったでしょうか。私に前に小さな子供連れのお父さん、子供の健康を願ったのかとても長く祈っていました。右側の列が空いてしまったので移動したほどです。


本来のテーマを忘れていましたが、この日は初午祭の日です。子供たちは狐の化粧をすると、お菓子が頂けるのです。お化粧してくれるテントが別にあり係員が何人も対応していました。境内中央にほうじ茶の接待所があり緋毛氈の縁台に、顔全体に狐の化粧をした女の子がいました。彼女を抱いているお母さんの顔も上半分が狐の化粧をされていました。少女も可愛かったのですが、お母さんもなかなかの美人んできりりとした狐の化粧が似合っていました。
写真を撮らしていただこうと思ったのですが、隣の旦那さんが怖そうなのでやめました。二人だけならお願いしたのにと、残念。


境内にはいってからずっと、神楽殿ではお囃子の演奏が続いていました。懐かしい江戸のお祭りのお囃子です。時々思うのですが、子供のころに近くの神社でこのようなお囃子を習っておけばよかったと思うのです。
蛇足ですが、小学生は名古屋で過ごし、地元の大きな上野天満宮で地元の演武の「棒の手」をよく見たものです。これは、刀狩で刀を取り上げられた農民の、棒を使った護身術の様なもので、その後郷土芸能になったようです。なかなか勇壮な演武です。これも習っておけばよかったと思うのです。


お囃子に合わせて獅子舞も参加してました。なかなか上手です。時々子供を抱いたお父さんが、子供の頭を獅子にかんで頂くために舞台に寄ってきます。獅子も心得ていますから、子供の頭をパクリです。

獅子舞が一生懸命に踊っているので、踊り終わったら拍手してやろうと待っていました。ところがさりげなく舞台裏に戻ってしまい拍手のタイミングを逸しました。その後長く演奏していたお囃子が終わったので、大きく拍手をしたのですが、演奏を見ていた人で拍手をしたのは私だけです。
それでこっちも大きく拍手しながら舞台に近づきました。お囃子の社中の皆さんも私に会釈してくれました。
それで『一生懸命踊っていた獅子舞に拍手しようと思って待っていたのに、すーと引っ込んでしまってタイミングを逸してしまいました。踊りが終わった時、踊りを決めていただければ拍手できたのに』と声をかけると、社中の頭らしき方が『ありがとうございます。伝えておきます。次回からはそうします』と笑いながら返事をしてくれました。

久しぶりの鎮守様のお祭り気分を体験できて、楽しい日曜日でした。
コメント
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