「サーモスのポット」の中せん取り寄せる、その結果！！

長年使っておりました「サーモスのステンレスポット」が、気のせいかお湯が冷めやすいことに気が付きました。
取説を確認しますと、パッキングは消耗品で、中せんは1年に一回確認をと書かれています。また中せんは使用後よく洗って乾燥しなさいと書いてあります。
私は寒い季節はお湯を１日中入れっぱなし。夏は一応洗いますが、中せんは付けたままでした。

いったい何時購入したのか取説の余白を調べますと、２０１２年０５月２５日とメモしてあります。なんと丸５年です。
パッキングと中せんは別々にも購入できるのですが、折角ですから中せん１式を購入することにしました。中せん１式で８４０円（税抜き）です。

メーカーのＨＰでは、新商品に変わってました。
まずアマゾンで調べててみますと、ありました。がよく読みますと、代理店からの販売になります。アマゾンでしたら他にも買いたいものがあるのでまとめて買えるのですが、代理店では別に、送料・代引き手数料がかかります。サーモス社から代理店に入っても同様の事になります。
購入したイトーヨーカ堂でも、現在は新商品に変わっておりたぶん旧部品のストックはないでしょう。

本体価格が８４０円ですから、送料・代引き手数料をくらべると、もう１個買える金額近くなってしまうのです。
そこで、熟慮の結果、５年使い続けてきたのですからヨーカ堂から取り寄せてもらうことにしたのです。パーツ１個ですから、かなり時間がかかるのではと覚悟しました。
ところがです、４月１７日発注で、ヨーカ堂からの連絡が２７日（なんと１０日で届いたので）引取りは２９日でした。
やはり、天下のイトーヨーカ堂からの発注です。代理店もすばやく動いたのではと、個人の注文ではこうはいかないかと少し僻んでおります。
ヨーカ堂で中せんを受け取るときに、「さすがヨーカ堂」と誉めてやろうと思っていたのですがレジの女性が無愛想でしたのでやめました。

さて新旧の中せんの違いです。中せんは「シールパッキング」を見ていただくため、逆にして撮影しております。

新中せんのシールパッキングの直径は、７２ｍｍでした。（素人のノギスによる採寸です）


旧中せんのシールパッキングの直径は、６９．５ｍｍでした。（同上）

なんど測ってもこの結果になりました。びっくりです。今日、新中せんを本体に入れてみました。とても固いです。
旧中せんのゆるさが現実のものなら、シールパッキングが直径で２．５ｍｍも磨滅していたのです。熱いお湯が冷めやすくなっているわけです。
さらに驚いたのは、シールパッキングを５年間で、直径２．５ミリ分飲んでいたことになります。摩耗したパッキングの体積を計算するのは、面倒くさいし恐ろしくなるのでやめました。今写真をよく見ると、旧シールパッキングが内側に少しめくれているように見えます。そんなに磨滅していないのかもしれません。そうだと安心なのですが。でも触れてみるとやはり摩耗していますね。

皆さん取説に書いてあることはよくよく遵守して頂いた方がよろしいですよ。
このポットの中せんも分解掃除して手入れできるのですが、バラバラにすると５個のなります。この辺もめんどくさいのです。

追記。今お湯を入れて新中せんを使いました。こんなに中せんがきつきつだったかとびっくりしております。