広大な境内に建つ国宝や重要文化財の伽藍を
紅葉が優美に飾り雅な世界へと誘う
世界遺産「仁和寺」の夜間貸切特別拝観。
名建築に仏像も仁和寺は国宝の宝庫、
阿弥陀如来坐像など春・秋の名宝展で公開。
通常非公開の「霊宝館」で国宝の見学も。
宇多天皇を流祖と仰ぐ御室流華道の
家元としても知られています。
888年に創建、かつて門跡寺院として栄えた、
格式ある寺院・仁和寺は、真言宗御室派の総本山。
金堂をはじめ、金剛力士像を安置する仁王門、
五重塔など名建築の宝庫です。
本尊は阿弥陀如来、開基は宇多天皇。
「古都京都の文化財」の構成資産として、
世界遺産に登録されています。
金堂(国宝)
世界遺産に登録の仁和寺を象徴する建物で、
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する堂。
慶長年間造営の御所・内裏紫宸殿を移築。
徳川家の御大工といわれた江戸幕府大工棟梁
中井正清の普請によるものです。
皇族や貴族とのゆかりが深かったため
「仁和寺御殿」といわれる
御所風建築物も特長です。
皇室とゆかりの深い寺(門跡寺院)で、
出家後の宇多法皇が住んでいたことから、
「御室御所」と称されました。
広大な境内一円にモミジが植えられており、
あでやかに紅葉に染まる観音堂周辺、
緑の木立に紅葉の赤い色が映える宸殿北庭、
趣の違ういくつもの紅葉風景が楽しめました。
経蔵(重要文化財)
1644~1648年に建立された建物は、
禅宗様で統一されています。
内部には釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩などを
安置、壁面には菩薩や羅漢が描かれています。
五重塔(重要文化財)
1644年建立、高さは36.18m。
大日如来を中心に、無量寿如来など
四方仏を安置しています。
遅咲きの御室桜の名所として知られますが、
秋の紅葉シーズンも美しいです。
旅行会社の貸切ですが、一番先に先行入場。
ライトアップれた紅葉を鑑賞しながら
写真を撮ることもできました。
京都府京都市右京区御室大内33
2022.11.17