世界文化遺産『長崎と天草地方の
潜伏キリシタン関連遺産』の構成遺産にある
教会への情報発信と来訪者のための
インフォメーションセンター。
この文化遺産の価値を伝える掲示物や
映像コーナー、各種パンフレットが揃います。
教会訪問時の事前連絡が必要になり、
その受付窓口ともなっています。
長崎県と天草地方の教会堂の数は141。
世界遺産の構成遺産12のうち
事前連絡が必要なのは9の教会や天主堂。
教会行事や祈りの場としての施設、
観光施設ではないので、マナーを守り
静かな時間を過ごすことが必要です。
1549年、日本に初めてキリスト教を伝えた
イエズス会宣教師フランシスコ・ザビエルが、
日本への宣教ルートが興味深いです。
マラッカで出会った鹿児島出身の武士ヤジロウに
日本に来るようにすすめられて、
ジャンク船でゴアを出発、日本を目指したとか。
大航海時代にキリスト教が伝わった
アジアの東端にあたる日本列島の中で、
長崎と天草地方の半島や離島にキリシタンが点在、
最も集中的に宣教が行われた場所だからとか。
インフォメーションセンターのある
「出島ワーフ」は、長崎港ターミナル、
五島列島などの離島航路用の
フェリーターミナルの近くです。
長崎県長崎市出島町1-1
出島ワーフ205
2024.2.18
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