厚さ80cmの氷が連続砕氷可能な砕氷船、
1965年から18年間、
南極観測のための砕氷船として
活躍していた「南極観測船ふじ」です。
水族館も好きなので、
4施設の入場券にしたいところですが、
デーゲームの野球観戦をするため、
3施設入場券を購入しました。
館内に入ると「南極観測船ふじ」の概要を紹介、
乗組員の憩いの場となった食堂や調理室があります。
映画「南極料理人」を思い出しますが、
それ以前の調理室となりますから
映画のような食事は出てこなかったでしょう。
地下1階は、乗組員の暮らしを紹介。
船内には理容室もありますが、無料です。
手先の器用な乗組員がにわか理容師となります。
医務室もあり、手術も行われました。
さすがににわか医師ではないようです。
寝室はそれぞれの地位によって異なります。
このベッドでは寝た気がしないように思われます。
個室とは言わないまでもマットの厚みは
これくらいは欲しいわと思うまるみでした。
2階は、「南極の博物館」南極観測の歴史や成果を紹介。
「南極ドラマチックシアター」では、
「ふじ」航海や南極大陸を体感できました。
3階は、ブリッジ(操舵室)です。
操船に必要な計器が備えられています。
総航行距離68万km、地球17周分の
航海を支えた司令塔です。
1985年から博物館として
名古屋港ガーデンふ頭に永久係留の
「南極観測船ふじ」
周囲の風景は変わってしまっても
船内は活躍当時の姿で保存されています。
愛知県名古屋市港区港町1-3
2019.7.7