2つのロープウェーを乗り継ぎ、
獅子岩展望台からの眺望を楽しみ、
弥山山頂を目指してのハイキングです。

途中、「弥山原始林石碑」があり説明板も。
古くから山岳信仰の対象として崇められ、
手つかずの原始林が今も残りますが、
世界的な植物学者も大感激するほどなのですね。

中腹に立つのが、弘法大師の修行の地弥山本堂と
写真の霊火堂、弘法大師が修行に使った護摩の火が、
「消えずの火」として1200年以上燃え続ける奇跡の炎。
平和記念公園「平和の灯」の元火のひとつでもあります。

山頂手前で現れる岩が重なってできたトンネル、
通称「くぐり岩」、パワースポットです。
自然が造り出した驚きの大きさに圧倒、
ドキドキしながらくぐりました。

「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」、
初代総理大臣の伊藤博文の言葉です。
視界を遮るもののない360度の大パノラマを
楽しめる「弥山展望台」で休憩します。

展望台の3階から眺める瀬戸内の多島美、
見晴らしの良い日には遠く四国連山も望めます。
展望台には靴を脱いで休憩できるスペースも。

クルーズ船からの瀬戸内の眺望も良いですが、
神秘的な空気が漂う霊峰・弥山からの
眺望も素晴らしいものでした。

原始林に覆われた緑深い宮島の中ほどにそびえる
最高峰は標高約535メートルの霊山「弥山」。
その山頂は、見晴らし絶景の展望所です。

3メートル超えの巨岩が集まる山頂。
古来からこの巨岩群には神が宿ると信じられる、
悠久の大自然が創り出した奇跡の自然がありました。
古くから伝わる七不思議もあるそうです。
広島県甘日市市宮島町
2021.11.7
