まるみのあっちこっち巡り

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映画 エクス・マキナ

2016-07-06 15:15:04 | 映画(劇場鑑賞)
VFXを駆使したスタイリッシュなビジュアルと
ミニマムなストーリーテリングで、
人間と人工知能の主従関係を巡る心理作戦を描いた
全てがアップデートされた最新のSFスリラーで、
本年度アカデミー賞視覚効果賞を受賞している作品です。

プログラマーとして働く男性が社内の抽選で当選し、
人里離れた山間の地で、美しい女性型ロボット"エヴァ"に
搭載された世界初の実用レベルとなる
人工知能のテストに協力するという物語。

美しい女性型ロボット「エヴァ」にアリシア・ヴィキャンデル。
本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞した旬な女優。
この役もまた彼女にピッタリとはまっているではありませんか。

人工知能を扱った『A.I.』『アイ,ロボット』などの
映画と比べれば低予算で作られた映画のようですが、
これが初監督とは思えない完成された作品と思えます。

古めかしいようでいて、斬新、
キャストも音楽も舞台もハマっていて
人間か、人工知能か…。
薄気味悪さも感じてしまいました。

2045年には人工知能が知識・知能の点で
人間を超越するとも言われています。

日本でも内閣府と文部科学省は急速に進化する人工知能(AI)と
社会がうまく付き合うための研究に乗り出していて
2020年をめどにルールをまとめる方針と7月2日の新聞に出ていました。

悪意ある人々の影響を受けたAIの実験を
中止する騒動も起きていますし、ルール作りも
一刻も早く進めなければ間に合わないことになるかも

監督・脚本:アレックス・ガーランド
出演:ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル
オスカー・アイザック
2015/イギリス/108分

渋谷・シネクイント

2016.6.25

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