jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

R.I.P. ・・・・・ CURTIS FULLER

2022-08-20 | ジャズ・tb

 

お盆期間中、大人しく自宅に籠城し、Net散策を。C・フラーが昨年の5月18日に亡くなっていることを知りました(忘れていたかもしれない)。死因は明らかにされてなく、享年86。

追悼に選んだアルバムは70年代に入り、MAINSTREAMに録音した2作。ジャズ・メッセンジャーズ在団中に吹き込んだ”CABIN IN THE SKY”(1962年)以来のリーダー作です。

ハバード、ショーター、フラーから成る三管編成ジャズ・メッセンジャーズの解散(1964年)後のフラーの活動は、1971年録音”CRANKIN’”(右)までの7年間、音信不通状態と言っていいほど。

次世代のリズム・セクションとエレキ導入と70年代を背景に、カヴァから窺えるよう結構、熱くバリバリとtbを鳴らしている。ハード・バップ時代の僚友ハードマン(tp)の参加はどうかな?と思うけれど今となれば微笑ましく聴けます。

 

翌1972年録音の”SMOKIN'”(左)もエレキを導入しながら、サイドは同世代のメンバーで固められ、特段、新鮮味は感じないが、持ち味は十分に発揮している。笑顔が出来栄えの納得さを表している。

 

 

批評家達の評価ではJ.J.ジョンソンの独走状態のtb界ですが、愛される点ではハード・バップ時代の人気盤が多いフラーがジョンソンを上回っているでしょう。

遅れ馳せながら、R.I.P. CURTIS FULLER


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