ピッチトリマーは、ご覧の7N01アルミの塊から、旋盤で削りだしていきます。
EXEのピッチトリマーは、はっきり言って、他社とは別物です。
他社のピッチトリマーは、動作が不確実なところが多く、正直、確実性に乏しいところがあります。
しかし、EXEでは5年あまりの開発期間をかけて、50種ほどの試作を重ねて、完成されたものを使っています。
ただ、その形があまりに完成されていて、シンプルになってしまったため、ユーザーが安易に考えてしまって、ヘタにさわってしまい調子を崩してしまう例が後を絶ちません。
EXEのピッチトリマーは、形は単純ですが、ピッチロープのテンションを抜く、つまり、体を上に反らせばロープの摩擦係数が下がり、ロックがはずれ、体の力を抜いてピッチロープにテンションを加えれば、摩擦が上がりロックするように出来ています。
ピッチトリマーの開発段階では、ロータリーエンジンの三角ローターのようなカムが、二つ噛み合わさり、ロープをロックする等、奇抜なアイデアのものもありましたが、実験中の偶然から現在の形のものが出来上がった経緯がありました。
ですから、ユーザーがあまり、このピッチトリマーを簡単に考えると、後で後悔することが起こりますので注意してください。