私は旅が大好き!
ちょくちょくどこかに出かけていますが…。
そうなると、人以上に「フェリー」を使うことになります。
…。
で…。
下船の時に、いつも思うことなのですが…。
どうしてみなさん、フェリーという密室のなかで、下船までしばらく時間があるというのに、エンジンをかけるの?
そんなことをしたら、一酸化炭素中毒になるでしょ!
…。
これ、毎回フェリーに乗ると思うんです…。
普通に考えたら、皆さん一酸化炭素中毒になってしまいますよね?
…。
これについて、不思議に思って、私は、何故一酸化炭素中毒にならないのか調べたことがあるんです。
そうすると、どうやら、船のエンジンの吸気孔が車室にあるため、汚れた空気を吸い取り、常に新しい空気が外部か
ら入って、空気が入れ替わっているみたいですね!
ひょっとすると、コレは換気ファンなのかもしれませんが、換気ファンだと故障することもあり得るため、ちょっと
危険だと思います。
エンジンの吸気ならば、船が動いている限り、必ず吸気もありますから、確実に車室の換気は行われます。
船舶のエンジンは、相当大きな排気量がありますし、旅客船ならば、必ず2基以上のエンジンは積んでいるはずなの
で、ほぼ確実に、車室の換気も行われるわけです。
しかしコレ、信頼しきってしまい、アテにしても良いものなのでしょうか?
人の作るものなんて、どこかにヌケがあるのがあたりまえだし、そのうち大きな事故になることもあり得るのでは?
私はそう思うんです…。
この夏、私は北海道に行っていましたが、その帰りのフェリーでの出来事です。
その日は結構暑く、フェリーの中も結構温度が上がっていました。
下船のために車に乗った方々は、ほぼ例外なく、エンジンをかけていましたが、暑いのでエアコンも皆さんかけてい
ました。
エアコンのせいで、エンジンの回転も上がり、当然フェリーの中は排気ガスで充満していました。
バイクの方たちは、同じ車室で、暑いし臭いし結構迷惑顔だったのですが…。
私はこの時、車の外に出て、空気の汚れ方に注意していました。
すると、一酸化炭素がそれなりに発生しているとき起こる、鼻の奥の刺激を、やっぱり感じることが出来ました。
換気しているとはいえ、あの時は、それなりには、車室の中は一酸化炭素で充満していたと思います。
毎年、大雪の中で車が身動きできなくなり、エンジンをかけたままヒーターをつけていた方が、一酸化炭素中毒死し
たり…。
シャッターのしまったガレージの中で、エンジンをかけ続けて一酸化炭素中毒死したりと…。
この手の事故が後を絶ちません。
せめて、フェリーの車室の中では、下船のゲートが開くまでは、エンジンをかけることは、マナーとして違反という
ことにしても良いように、私には思えるんです…。
今のままでは、何かの悪い条件が重なった時に、一酸化炭素の充満で、大惨事になることもあり得ると思います…。