知能に重い障害をもつ人たちの家 止揚学園を訪問して

ＪＲ能登川駅に着くと、職員の方がわざわざ車で迎えに来て下さった。
車で４分（徒歩１５分）ほど走らせたところに止揚学園がある。
まず目に映ったのが原色を基調とした派手な建物。右側から複数の建物が建ち並ぶが、時代と共に園舎が建て増しされてきた様子が伺える。田園や山間からのほのかな香りは心が和む。そばにホタルも生息する澄んだ川が流れている。
玄関に入りまず飛び込んで来たのは、「見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。」（新約聖書　IIコリント４章１８節）の聖句。止揚学園は創設されて今年で４４年目。現在４０人の障害をもつ方々がともに生活しておられる。定員はずっと４０人、これが家族としての限界数とか。
お昼は本格的な美味しいインドカレーを一緒に戴いた。カレーもインスタント・ルーでなくみな手作り、こだわりの味。会食はただ食べるだけでなく、歌ったり踊ったりの交わりの時でもあった。初めて訪れた私の手を握って離さない方、一所懸命に語りかけてくださる方など、みなさんがとっても人好きで、底抜けに明るい。
昼食後は広い厨房、薪でたくお風呂、十字架とステンドグラスのある講堂、園で生活されている方々の生活棟、さらに貼り絵やろうけつ染め、名物のクッキーを焼く作業所などゆっくりと見せて戴き、職員の方から心のこもったお話を聞くことができた。
　心に残ったのは、職員の方々の明るさとパワー、ひたむきな姿でした。入園する方々にとってここが一番の「家」「誰にも替わりのできない存在の場所」となるために惜しまず労し、それをどこか楽しんでおられたことです。
「出会い・発見・リフレッシュ」のほんとうのときとなった。俊

リフレッシュデイ

7月17日　大阪教会では初の試みとして「リフレッシュデイ」として箕面スパガーデンに出かけ、半日、ボーリングに温泉に会食と歓談にとリフレッシュの時を過ごした。参加者は6歳から80歳代までと幅広く、みなボーリングにフィーバーした。中には勢い余ってレーンに転がった方もいたようです。その後、温泉にて温まり、気持ちのよい汗を流した。温泉の後は広間を貸しきって美味しい会食に舌鼓。
このように半日ただともに楽しむ事だけの目的で行われたが、それぞれの事を知り合い、交流を深める絶好の機会となりました。次回はどこに行きましょうか。俊