ヨハネ2章1~11節より
ぶどう酒は「わたしたちを喜ばすもの」を象徴しています。
人間はこの世話役が言うように、何にも優先して自分たちを喜ばすものに世は関心を置いているのです。「カナの婚礼の記事」がよく結婚式の式辞で読まれるのには意味があります。新婚当時はお互いを意識し合い、相手の身振りそぶりに一喜一憂しながら、自分の良いものばかりを相手に見てもらうことに躍起になったり、又相手が何をしてもよく思えたり、それがみな長所に思えたりするものです。
けれどもそれが早ければ数ヶ月、一年とだんだんと時が経過すると、相手のよい面や素敵なところよりも、いやな面や幻滅してすまう面ばかりが目につくようになってきます。お断りしますが、これは一般的にそうであることが多いということですが。しかし、そういうときに至ったときこそ、互いが水を最高のぶどう酒に変えてくださる主に信頼をおき、主に従って共に生きていくときに、互いのあゆみが主にあって整えられ、祝されていく、というのが結婚生活の勧めの要といえましょう。
ぶどう酒は「わたしたちを喜ばすもの」を象徴しています。
人間はこの世話役が言うように、何にも優先して自分たちを喜ばすものに世は関心を置いているのです。「カナの婚礼の記事」がよく結婚式の式辞で読まれるのには意味があります。新婚当時はお互いを意識し合い、相手の身振りそぶりに一喜一憂しながら、自分の良いものばかりを相手に見てもらうことに躍起になったり、又相手が何をしてもよく思えたり、それがみな長所に思えたりするものです。
けれどもそれが早ければ数ヶ月、一年とだんだんと時が経過すると、相手のよい面や素敵なところよりも、いやな面や幻滅してすまう面ばかりが目につくようになってきます。お断りしますが、これは一般的にそうであることが多いということですが。しかし、そういうときに至ったときこそ、互いが水を最高のぶどう酒に変えてくださる主に信頼をおき、主に従って共に生きていくときに、互いのあゆみが主にあって整えられ、祝されていく、というのが結婚生活の勧めの要といえましょう。