日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

涙して、コロッケをご馳走になる~止揚学園を訪ねて

2008-09-28 07:23:55 | 巻頭言
 「祈り」は行動に移さなければならないという止揚学園・福井園長の言葉(大津バプテスト教会牧師就任式祝辞)に深く感銘し、9月の茨木家庭集会は止揚学園訪問に決めました。
 入園者34名・ほぼ同数のスタッフ(全員がクリスチャン)が木の香りのするピカピカに磨かれた宿舎で起居を共にしていました。起床ができない体の不自由な人にはそれに合わせて待ち、又入浴もままならない人には3人がかりで一緒に風呂に入るという。「ここまでやるか」と呻きたくなる思いでした。
 止揚学園発足当時、家族との別れに川を渡って帰園することを拒む園児も、振り向かないで私の家(止揚学園)に帰るようになったとのことでした。
 昼食は、奉仕200回を超えるコロッケの会(女性7名)お手製の豆腐コロッケを入園者・ご家族・スタッフ・ボランティア・私たち合わせ70名が一緒にご馳走になりました。その量の多さ、おいしさに涙がでてきました。
 福井園長は30歳の時、「祈り」の中で発意し、止揚学園を開園して46年が経ちますが、ようやく結実しつつあるなと思わされました。お迎え下さった園のスタッフから「このように来園して下さること、そのことが奉仕なのです」という感謝の言葉に、又涙がでてきました。昼食後、私たち9名が牧師夫妻のギターとサックスと一緒にさんびし、牧師の祈りの後、園内を見学し、すがすがしい気持ちで帰途に着きました。
 これからも止揚学園をおぼえて「祈り」、支援していく思いを新たにしました。


T.S.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第43回 全国壮年大会報告

2008-09-21 07:32:49 | 巻頭言
  第43回 全国壮年大会報告

 九州・博多にある西南学院大学にて8月29日~30日「支える壮年・仕える壮年」の大会主題のもと650名が参集した。今年は「西南学院大学神学部建学100周年」と「日本バプテスト連盟全国壮年会連合結成30周年」の記念大会となった。奇しくも会場は新しくなったチャペルの杮落としとなり、総会(審議時間約3時間で14号議案)を含め全体で13時間の過密なプログラムを消化した。
 そのため事前に事務局が発信するインターネット上で資料に目を通し、現物は会場にて配布という手法を執られた。今回、福岡地方バプテスト連合の壮年会が実行委員会となって暖かく全国の参会者を迎えてくださった。全国壮年会の目的は「教会形成に仕える壮年」の働きの推進であります。
 具体的には(1)各地方連合壮年会活動の活性化と組織の強化。
 (2)各地方連合単位での伝道献身者が起こされるための祈りと神学校献金推進活動を通して壮年一人一人の伝道スピリットが高められ諸活動が起こされるよう努める。
 (3)西南学院神学部教師、神学生と全国壮年連合との交わりを強化する事にあります。
 現在西南学院の神学生は60名(キリスト教人文コース31名、神学コース16名、大学院神学研究科13名)。神学生を支えるための「奨学金」を提供する目標金額は3,000万円と決議した。昨年の対目標達成率は82.7%で実質2,480万円。現在全国の壮年の人数は4,076名(2006年調)で年間会費ひとり1,500円(女性連合は2,400円)であり、全国の教会・伝道所の会費納入会員は1,771名(43.4%)という低さであります。
 神学部の7人の教授陣がそれぞれ専門分野のプログラムに関わり、模擬授業が行なわれた各教室は満員の盛況であった。神学生を受け入れる環境は出席者の感想はすべて合格点をつけておられたが、なによりも各教会から送りだされた彼らを物心ともに支え、「神の栄光のために」福音の種まきという尊い任務に就く事になる献身者としの召命を共有していきたいと痛感させられた。
 来年8月28~29日は北関東壮年連合がお世話くださり、会場は茨城県つくば国際会議場、再来年は北海道の壮年連合が担当予定と決まっている。

  M.Y.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「関西連合女性1日修養会」に参加して

2008-09-14 07:06:50 | 巻頭言
 「関西連合女性1日修養会」に参加して

 日本国際飢餓対策機構 特命大使の神田英輔先生による講演「善い隣人になって共に生きよう」で先生は、日本と米国の神学校で学ばれ、学生時代日本キャンパス クルセードの奉仕で南米ボリビアに行かれた時、インヂオの背後にイエス様を見ると言う衝撃的な体験をし、「苦しむ人に手を差し伸べないのは私にしなかったこと」と示されこれが飢餓対機構に関わるきっかけと成った。
 支援物資を配り天地創造の神は、赦し愛してくださる方であることを教える。その村は干ばつで村人は1ヶ月何も食べ物が無く、子供たちは柔らかな石を見つけて食べていたそうです。その村の人々はイスラムの教えを信じていて、雨が降らず作物も育たない土地は神に呪われた土地だと意欲も無くして何もしようとしなかったが、集会で最初にクリスチャンに成った人々に泉から水路で畑に水を引くことを提案し、人々はそれに従い作物を植えたらそれが実り、それをイスラム教徒の人達と分かち合い、神様を信じ希望をみつけ多くの人がクリスチャンとされ豊かにされて自立している。
 今、日本の教会・クリスチャンは「御国を来たらせたまえ」と真剣に祈っているか?神の国とは神の主権の及ぶ所、キリスト者がキリストの支配の下に生きる時、使用する言葉は感謝の言葉であり讃美の言葉である。マザーテレサの「死に行く人々の家」の洗い場には「This is My Body!」の看板が掲げられてあり、これは私の身体と思って亡くなった人の最後を綺麗にして葬っているそうです。そしてマザーテレサは「キリストに自分の目を、耳を、口を、手を、足を使っていただき、小さなことをイエスの名によって愛の心をこめて行う」と言われました。
 人にとって大切なものは力や富ではなく神の国と神の義である。仕えることの大切さ、大切なものは目に見えるものではなく信仰 希望 愛であることを改めて思わされました。私達は自分の家庭で職場で教会で地域の中で、どのような形で仕えていけるでしょうか。


S.O.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巻頭言

2008-09-07 13:49:23 | メッセージ
召天者記念礼拝 あかし H・T

大阪教会では今日が召天者記念礼拝となっています。キリストを信じものは、たとい肉体が朽ちても天国で新しい命が与えられて生きるという確信をもって過ごしています。召された方は時を共有して天国で礼拝を捧げていますから、私たちも主日礼拝を捧げることを大事にしていたいと思ってやみません。

私が初めて教会を訪れたのは8歳のとき、父母に手を引かれて礼拝に導かれました。
私は昨年来、教会を離れた生活をしておりました。人が信じられなくなったわけです。そのような中、再びイエス様の元に戻してくれたきっかけというのが、帰省先の教会での召天者記念礼拝でした。そのときは天国の姉に手を引かれて礼拝へと導かれました。今思えば、そんな劇的なものではなかったと思いますが、確かに天国の姉が生きてイエス様とともに導いてくれたことだと私は信じております。

私は名前とは違って小さい頃からよっちゃんと呼ばれることに何の疑問もなかったわけですが、思春期になり、何でよっちゃんと呼ばれるのか、初めて母に問い掛けました。すると母からはこんな答えが返ってきました。
2歳になったばかりの女の子が弟の名前を呼ぼうとするが、なかなか発音できず、なんとか呼べるようになったのが“よっくん”だったわけで、母には忘れることのできない呼び名になったわけですね。
その女の子は私が生まれて5ヶ月目に天国のイエス様の元へ旅立っていきました。
よっくん、よっくんと読んでいた2歳半の子が突然いなくなるといった、受け入れたくない現実と、受け入れなければならない現実との狭間でどれだけ母は苦しんだことでしょう。絶望ですね。母親にとってはそれから60年以上も引きずって生き続けなければならなかったわけですから。私は独身で子も居ませんから、その心境は分かろうとしても分からない。今でも想像がつきません。
数年前に帰省したときのことですが、実家の部屋の上には、額に入った2歳の姉の写真(ちょうど、はしゃぎながらこっちに向かって走ってくる)がかけてあったのが、はずされて、小さい額に焼きなおして家族の写真の横に一緒に置かれているものに変わっていました。30年を経てようやく母の気持ちに一区切りついたのかもしれません。

あと2~30年の後に母が召されるとき、母は私を“寛”ではなく、“よっくん”と呼んで私よりも一足先に天国へ旅立っていくのだと思います。

キリストを信じ、従っていく限り、天国で再びイエス様の下に新しい命を得て共に生きて行ける。そしてその新しい次元に足を踏み入れる自由を神様は私に再び与えてくださいました。確かに、人生にはあらゆる苦難があります。それを認めます。しかしイエス様が十字架の死からよみがえられたその復活の力によって乗り越えて行くことが出来るのです。そして今も生きて皆さんにも働きかけてくださっているということを是非知ってください。その確信をもって前に進んでいこう、いきたいと思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年10月行事;特別集会

2008-09-02 11:48:51 | お知らせ
  [10月 特別集会のご案内]


12日(日)大阪教会秋季特別集会 午前10:30-12:20
     
     講師:吉田晃児先生(久留米荒木キリスト教会)

     お話:「与太郎とナザレもん」
          ~聖書を読む楽しさをあなたと~ 

     講師プロフィール  
     1940年 長崎市に生まれる
     1960年 西南学院大学文学部に入学
     1967年 同大学神学部を卒業と同時に西南学院教会久留米
         伝道所(現久留米教会)牧師として招聘を受け赴任。
         1991年まで同教会牧師
     1992年 久留米教会の安武伝道所(現久留米荒木教会)に
         派遣され、2008年3月まで同教会牧師。同年3月末退職。


     講師より
       * イソップ童話に「いなかのねずみと町のねずむ」という
        作品があります。いなかのねずみと町のねずみがお互い
        の住処を行き来するお話です。  
       * ここ久留米市は福岡南部に位置する人口30万人の「い
        なか」の町です。この町に42年間住みながら、私はふ
        たつの教会にお仕えしてまいりました。その間にさまざ
        まな出来事と人々に出会いながら、聖書を読む楽しさを
        満喫し、私の人生を持ち運んでくださる神さまを実感し
        てきたと言えるでしょう。
       * この度、その「いなかのねずみ」が招かれて、「町のね
        ずみ」のみなさんのところに聖書のお話をしに出かける
        ことになりました。私には「いなか」の話しかできませ
        んが、そのいくつかを五経会しながら「町のねずみ」の
        みなさんと聖書を読み合えることを楽しみにしています。
       * どうぞ、お出かけください。



19日(日)大阪教会秋季特別集会(Ⅱ) 午前10:30-12:20
     
      講師:加藤享先生(川越バプテスト教会牧師)
              (元シンガポール宣教師)
     
      お話「命のオアシス」

      講師プロフィール
      
 戦時中は、立派な軍人になって天皇に命を捧げ、靖国神社に祀られることを目指す熱烈な軍国少年でした。敗戦の混乱の中で聖書を読み始め、目白ヶ丘バプテスト教会に導かれました。アジア諸国を欧米の植民地支配から解放し、人々が豊かで幸せになっていくための戦争だと思っていました。しかし軍事裁判を通して暴かれていくアジア各地での日本軍残虐行為に、日本人としての戦争責任を痛感させられました。東京神学大学修士課程を終了後、目白ヶ丘教会副牧師、札幌教会牧師を経て、シンガポールへの宣教師を志願し、63歳から10年間、自分なりに戦争の償いとして福音宣教に従事しました。現在川越教会の牧師ですが、シンガポールに戻る願いを抱き続けています。シンガポール国際日本語教会名誉牧師。シンガポール剣道連盟師範。剣道教士段。76才。

      午後2:00- シンガポール関西の会・集い



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする