朝10時過ぎに「沖縄ノート」(岩波書店)差し止め訴訟(大江健三郎氏に名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めていた)の判決が、大阪地裁法廷にて行われた。裁判官は「原告側の訴えを棄却し、裁判にかかった費用を原告側が支払うように」と命じた。裁判官は5つの点で原告らの訴えを退けた。そのことについては、午後の各紙夕刊等で詳しく載ると思うので、そちらを読んで頂きたい。
特に裁判官が「手榴弾が配られ集団自決をなしたのは、日本軍の指揮のもとでなされ、原告もそのような中で関わったことは相当認められる」という指摘をなした事に心がとまった。これは、沖縄戦においてなされた集団自決は、国家(日本軍)の関与があったという事実をしっかりと踏まえたもので、今後の教科書問題に光を照らす。
昨日から大江訴訟のこれまでの法廷記録や証言をネットより一通り眼を通して臨んだかいがあったのか。朝家を出る前に一度、そして傍聴抽選の時に二度と祈って臨んだのがよかったのか。
13039という傍聴抽選券が見事に当たり(傍聴入廷者66名)、法廷に入り傍聴を許された者としてほんとうに幸いな場面をともにさせて頂いた。法廷で緊張と自信に満ちた大江氏のお顔がとても印象的でした。(俊)
特に裁判官が「手榴弾が配られ集団自決をなしたのは、日本軍の指揮のもとでなされ、原告もそのような中で関わったことは相当認められる」という指摘をなした事に心がとまった。これは、沖縄戦においてなされた集団自決は、国家(日本軍)の関与があったという事実をしっかりと踏まえたもので、今後の教科書問題に光を照らす。
昨日から大江訴訟のこれまでの法廷記録や証言をネットより一通り眼を通して臨んだかいがあったのか。朝家を出る前に一度、そして傍聴抽選の時に二度と祈って臨んだのがよかったのか。
13039という傍聴抽選券が見事に当たり(傍聴入廷者66名)、法廷に入り傍聴を許された者としてほんとうに幸いな場面をともにさせて頂いた。法廷で緊張と自信に満ちた大江氏のお顔がとても印象的でした。(俊)