世界遺産に登録された富士山は誰でも登れる山であるべきなのでしょうか。
オヤジは日本の象徴でもあるこの山は安易に登るものではなく、三保の松原から然り、箱根から然り、八ヶ岳山麓から然り、日本の各所より眺め、敬愛するものだと思っています。
様々な考え方があると思いますが、高尾山のようなハイキングコースとは違います。
5合目まで車で登れるようになっているとはいえ、単独峰ながら3500mを超える日本で一番高い山です。
敬愛の存在かつ日本一の高山を登るためにはそれなりの装備と準備と心構え、最低限の山登りのルールはわきまえた上で登るべきでしょう。
入山料は、気軽に払うには勇気がいるぐらいの方がいいと思います。
トイレの整備も然りですが、安全を守るにはコストがかかります。
3500m級の山に気軽に登られた日に、その安全を守るコストは一体誰が負担するというのでしょうか。
有名なテレビキャスターの太平洋上での救出劇にあれだけ厳しい論調で報道したマスコミですから、富士山についても自らのスタンスを明らかにせずに声を聴くのではなく、自らのスタンスを明らかにした上で声を聴くべきだと思います。
まあ、常に自らを絶対正義の場所に置きたいマスコミは絶対にそんなキケンなことはしないでしょうが。。。(苦笑)
---------------------------------------
<富士山:入山料は1000〜5000円 トイレ整備の声も>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2013年07月01日
世界文化遺産に登録された富士山の環境保護や入山規制のための「入山料」について、毎日新聞は1日の山開きに訪れた登山者にアンケートをした。入山料の導入を容認する意見が大半で、適当と考える金額は1000〜5000円が多かった。入山料の使い道についてはトイレの整備を求める声が目立った。
山梨、静岡両県で計25人に聞いた。富士山登山の回数が30回目というベテランもいたが、「初めて」という人も目立った。
金額について、川崎市の会社員は「払えても3000円まで。1000円なら大賛成」。5000円を妥当とする静岡県沼津市の会社員(50)は「1000円では入山規制の効果がなく1万円では高すぎて登れない」と話した。
また、大阪市の会社員(59)は「サラリーマンのランチもワンコインの時代。500円が払いやすいのでは」とした。一方、東京都町田市のシンガー(36)は入山料導入に反対の立場。「富士山は誰でも登れる山であってほしい」と注文する。
入山料の使途については、千葉県船橋市の会社員は「トイレや登山道の整備に使ってほしい」と要望。東京都荒川区の大学生は「ごみの回収に使って。清掃ツアーも企画したらどうか」と提言する。
環境を守るための方策としては、川崎市麻生区の無職(62)は「5合目まで車で行けると、きちんと装備をせずに安易に登山ができてしまう。手軽に登れることが本当にいいのか」と指摘する。
相模原市緑区の会社員(46)が「富士山を日本の象徴として愛する心が必要」と指摘したように、入山者の心構えが重要との回答が多数。「ごみを持ち帰るのは当然」「登山道以外を歩くべきではない」など、マナー向上を求める回答があった。【山口香織、松本光樹、西嶋正信】
オヤジは日本の象徴でもあるこの山は安易に登るものではなく、三保の松原から然り、箱根から然り、八ヶ岳山麓から然り、日本の各所より眺め、敬愛するものだと思っています。
様々な考え方があると思いますが、高尾山のようなハイキングコースとは違います。
5合目まで車で登れるようになっているとはいえ、単独峰ながら3500mを超える日本で一番高い山です。
敬愛の存在かつ日本一の高山を登るためにはそれなりの装備と準備と心構え、最低限の山登りのルールはわきまえた上で登るべきでしょう。
入山料は、気軽に払うには勇気がいるぐらいの方がいいと思います。
トイレの整備も然りですが、安全を守るにはコストがかかります。
3500m級の山に気軽に登られた日に、その安全を守るコストは一体誰が負担するというのでしょうか。
有名なテレビキャスターの太平洋上での救出劇にあれだけ厳しい論調で報道したマスコミですから、富士山についても自らのスタンスを明らかにせずに声を聴くのではなく、自らのスタンスを明らかにした上で声を聴くべきだと思います。
まあ、常に自らを絶対正義の場所に置きたいマスコミは絶対にそんなキケンなことはしないでしょうが。。。(苦笑)
---------------------------------------
<富士山:入山料は1000〜5000円 トイレ整備の声も>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2013年07月01日
世界文化遺産に登録された富士山の環境保護や入山規制のための「入山料」について、毎日新聞は1日の山開きに訪れた登山者にアンケートをした。入山料の導入を容認する意見が大半で、適当と考える金額は1000〜5000円が多かった。入山料の使い道についてはトイレの整備を求める声が目立った。
山梨、静岡両県で計25人に聞いた。富士山登山の回数が30回目というベテランもいたが、「初めて」という人も目立った。
金額について、川崎市の会社員は「払えても3000円まで。1000円なら大賛成」。5000円を妥当とする静岡県沼津市の会社員(50)は「1000円では入山規制の効果がなく1万円では高すぎて登れない」と話した。
また、大阪市の会社員(59)は「サラリーマンのランチもワンコインの時代。500円が払いやすいのでは」とした。一方、東京都町田市のシンガー(36)は入山料導入に反対の立場。「富士山は誰でも登れる山であってほしい」と注文する。
入山料の使途については、千葉県船橋市の会社員は「トイレや登山道の整備に使ってほしい」と要望。東京都荒川区の大学生は「ごみの回収に使って。清掃ツアーも企画したらどうか」と提言する。
環境を守るための方策としては、川崎市麻生区の無職(62)は「5合目まで車で行けると、きちんと装備をせずに安易に登山ができてしまう。手軽に登れることが本当にいいのか」と指摘する。
相模原市緑区の会社員(46)が「富士山を日本の象徴として愛する心が必要」と指摘したように、入山者の心構えが重要との回答が多数。「ごみを持ち帰るのは当然」「登山道以外を歩くべきではない」など、マナー向上を求める回答があった。【山口香織、松本光樹、西嶋正信】