ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

一政党の党首選挙に思う

2021年09月18日 | 戯言
自民党総裁は現時点ではほぼイコール内閣総理大臣ですから、自民党総裁選が世間の関心事であることは否定しません。
でも自民党という一政党の総裁選である以上、選ぶ立場はあくまでも383人の国会議員と約110万人の自民党員です。
多くの国民は選ばれた結果を受け入れざるを得ないのです。

決選投票で383人の国会議員による二択となれば、それが民意の反映になるとは思えません。
そもそもある特定の考え方の政策集団のリーダーを選ぶのに、選ぶ人たちが民意を意識したとしても民意の反映に繋がるとは必ずしも言えません。

マスメディアは候補者を番組に招いて一生懸命誘導尋問的インタビューで言質をとろうとしています。
直接民意を反映せずとも、投票権を持った人たちが民意を意識して欲しいという思いがあるのかもしれません。

一方でマスメディアは予め描いたシナリオの中で4人の序列を勝手に付けている印象です。
それって偏向報道では無いんでしょうか???
一政党の総裁選だから様々な言い訳が効くんでしょうかね。

とはいえ、その後に衆議院選挙が控えてます。
10月には任期満了ですから必ず11月までには選挙が行われます。
新たな自民党総裁は自分自身では無く前任者、前前任者の評価も背負っていきなり国民の選択の洗礼を受けることになります。

万が一でも下野せざるを得なくなったら・・・
選ばれた総裁の責任不問・・・なんて政治の世界ではあり得なさそうです。
そうなったら貧乏くじの最たるものですな。

そうなったら国民も大変なことになると覚悟しなければなりません。
下野せざるを得ないということは、現政権打倒だけで手を結んだ保守リベラルから共産主義まで主義主張が全く異なる連中の寄せ集め政権になるということです。
それがどんな結果を招くか・・・
選択肢が極めて限られる中で最悪を回避した積極的な消極的選択とはいかなるものか・・・と思い悩むのはオヤジだけではありますまい。
コメント
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