ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

我が国の感染者数は164万人?

2020年04月26日 | 戯言
兵庫県緊急事態宣言 19日目。

欧州各国の国民に対する支援内容を我が国と比較するには注意が必要です。
まずそもそもの税金の負担率が全く違います。
日本は租税負担率が先進国の中でも低い方だということを知っている人が意外と少ないのかもしれません。
良し悪しではありません。ファクトを知ることが大事だと思います。
いつの間にかタレント化した元オチャラケ議員もたまにはマトモなことを言うじゃないか。。。(笑)

毎日、感染者数や死亡者数がニュースで報道されます。
アナウンサーの枕詞で「我が国の・・・」と言われますが、あくまでもPCR検査をした上で陽性だった人の数です。
現状で1日当たり2万件の検査能力があるそうですが、実態は7千件から8千件で止まっているそうです。
仮に今年年初から1日8千件の水準で検査されていたとしても、これまでで検査した総数は約96万件で、これ日本の人口のザックリ0.8%です。
今年年初からこの水準での検査がされていないことは誰でも知ってます。

今日発表された(我が国の)感染者数13,182人は仮に母数を96万で置いた時に1.37%(小数点第3位以下四捨五入)になります。
少し乱暴ですが、全国民約1億2千万人がPCR検査を受けたと仮定してこの比率で置き換えると、164万4千人という数字が出てきます。
勿論、時系列を無視していますから、一度にこれだけの感染者が出ることはあり得ません。
それでも今示されている数字を比較して一喜一憂することが、あくまでも一つの視点にしか過ぎないことを知る必要があります。
そして(我が国の)潜在的な感染リスクは、どんなに少なく見積もっても数万人レベルでは収まらないことは容易に推察できます。

おまけに感染しても約2割弱の人は無症状で、結果的に人にウィルスを撒き散らしているだけという研究もあるようです。
これもまた実に乱暴な計算をすると164万4千人のうち無症状でウィルスを撒き散らしている可能性のある人は約29万5千人存在することになります。
オヤジも実はその一人なのかもしれません。

相当乱暴な計算ですが、今の発表されている数とファクトではない可能性が著しく異なるとは思えません。
いたずらに不安を煽るのは良くないと思いますが、意図的にリスクを低く見せるのはもっと良くない。
少なくともファクトに基づく楽観的な見方と悲観的な見方、複数の視点の中で不要不急の線引きのレベルをどう考えるべきなのか?
たまたま話題にしましたが、それは店名公表ではないと思うし、マスクや衛生用品の買い占めではないと思うんです。

それにしても腰が引けてて、自らがリスクをとるわけでもなく、タスク指向よりはポジション指向を感じさせる言動が与野党ともに目立ちます。
だから我が国を率いている人たちが、意図的にリスクを低く見せているのではと疑って自らの行動を決めるしかないと思います。
残念なことですけど。

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