苦笑・・・

兵庫県緊急事態宣言　１８日目。

今日は、３週間ほど前に予約の件でちょっとトラブった歯科検診の日でした。
検診は不要不急の診療と言われればそのとおりなので、昨日の夕方、歯科医院に電話をして確認しました。
体調不良でなければ予定通り来院して構わないとのことだったので伺いました。

まずは受付で３週間前の件について改めてお詫びがありました。きっと昨日の電話の時もオヤジが名乗りましたから緊張したのでしょうね。(苦笑)
こちらもその時の対応について御礼を言って、受付でいくつかの質問事項に応えて、体温を測って平熱だったのでＯＫでした。
微熱でも発熱していたり、咳が出る人は予約があっても受診をご遠慮いただいているそうです。

いつもは最後のチェックに登場する院長も、キレかけた老人の来院ですから、まずお詫びということで最初にも登場されました。恐縮です。（苦笑）
院長はじめ歯科衛生士さんたちはマスクは勿論、フェイスガードと物々しい防護服着用でした。
何しろ、他人様が口を開けている状態と相対するのですから、業務上の緊張とストレスはいかほどかと思います。
そんなところに余計な緊張をさせて申し訳ありませんでした。<(_ _)>
この医院の名誉のために、日頃のスタッフの皆様の応対、処置、院長の腕は素晴らしいです。今日もお陰様で歯の健康は異常なしでした。

受付の方が次回の予約についてパソコンの画面と診察券に記入した日時を何回も見直されていたのでまたこちらが恐縮でした。（苦笑）
ほぼ３カ月後になりますが、その時に新型コロナ渦はどうなっているのでしょうか。

さて、歯科検診の後は月イチで血圧の薬を処方してもらっているかかりつけの内科医院に行きました。
こちらも念のため昨日の夕方に電話で行って良いか確認したところ、むしろ院内に入りたくない場合はインターホンを押せば、病院の方が表に出てきて対応してくださるとのこと。

いやいや、診察して処方箋が出るなら、こちらから出向きますとたまたま誰もいない待合室で待つこと１分。
診察室の入り口にはマスクをしたまま入室くださいの張り紙。
こちらもこちらが恐縮するくらい気を使っていただき、無事診察してもらって向こう１カ月分の薬を処方してもらいました。

さて、お隣の知事の決断は悪い方向で現実になってしまいました。

（ヤフーニュース配信共同通信2020年4月25日付「大阪のパチンコ店『変わらない』　店名公表も大勢の客集まる」）
記事によると約３００人が開店前に並び、お隣の県からワザワザ打ちに来ている人も少なくなかったようです。

ウィルスについては、万が一感染した時にその人を自業自得と切って捨てられないのが厄介です。
何しろ、感染すれば自分事では決して収まらずに気付かないうちにその人が周囲ウィルスに撒き散らしますから。

昨日、素直に肯けなかった何かを上手く言える自信はありませんが、パチンコ屋に来ている人が即ケシカラン阿呆どもと切って捨てられるのかというと、公園に子連れでタムロする人たち、あるいは買い物に家族連れで訪れる人と何が違うのかということです。

パチンコ店への来店客でも店内での感染リスクを自分なりに考えていて、マスク等の自衛措置を講じ、万が一でも感染したら出歩かずに自宅療養しますと言ってます。

実は相変わらず在宅勤務は交代制で、週の半分以上は今までと同じように出勤し、自分なりに自衛措置は講じているつもりのオヤジが、万が一感染してしまったら自宅療養するしかないと考えているのと同じです。
こうなるとはオヤジもパチンコ屋に並んだ人たちと同じ、実はケシカラン範疇になります。。。

遊興と必要かつ急を要する仕事とは違う。
でも感染してしまったら人にうつしてウィルスを蔓延させるリスクに違いはありません。
不要不急の外出を避けろと言われて、もし必要かつ急ぎの外出によって感染した場合はやむを得ないこととして世間は寛容に理解するのか？
きっと現実は違うのです。

では、どうすれば良いのか？
個々人が考えるべき範疇はあるでしょう。でも、社会全体を考えればそこに政治の使命と役割があり、覚悟が問われるのではないでしょうか。
２枚の布マスクや、手を挙げたら１０万円が使命ではないと思います。