ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

誤って済む問題ではありません。

2011年07月22日 | 時事
約束を守れなかったことを率直に認めることは悪いことではありません。
ただ、その誤りは瑣末なことだったのか、肝のことだったのか。
これによって謝り方が変わらないとおかしいと思います。

財源の見通しが甘かった・・・。そりゃ、約束の肝だろうということです。
多くの有権者が期待したのは、無駄を省けば実現しようとする政策の財源は捻出できるという点。
政策内容もさることながら、政管癒着と税金の無駄使いの排除を期待したんです。

結局、財源もそんなに出て来なかった、本当の無駄も相変わらず排除し切れず、癒着を排除したら官僚からは見限られ、約束した政策の実現もなんとも中途半端。
挙句の果てには震災の非常時に内輪揉め、リーダーの独走で空回りして、国会自体が延々と無駄飯喰らい。

それでいて官房長官は「目指すべき方向性は間違っていなかった。」と言われました。
百歩譲って方向性が正しいのだとしたら、今の政府のやり方が拙いということですから、人臣を一新された方がいいんじゃないかと周りはここ数カ月言い続けてきているんですけどね。。。
結局、陳謝じゃなく開き直りです。

まさに、誤って済む問題ではありません。
相変わらずピントがズレたまま、この国をどうしようというんでしょう。(怒)

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<菅首相がマニフェストで陳謝「財源見通し甘かった」>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年7月22日

 菅直人首相は22日午前の参院予算委員会で、平成21年衆院選マニフェスト(政権公約)について「財源について、やや見通しの甘かった部分があった。不十分な点があったことを国民に申し訳ないとおわびしたい」と陳謝した。

 マニフェストをめぐっては、民主党の岡田克也幹事長も21日の記者会見で、「見通しの甘さを国民に率直におわび申し上げたい」と陳謝している。首相は答弁で「基本的な認識は幹事長と一致している」と述べた。

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