ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

リニアはもう要らない?

2020年06月14日 | 戯言
ちょっと直接は新型コロナから離れた話題で一つ徒然なるままに放言しちゃいます。

ヤフーニュース配信JIJI.COM2020年6月14日付「リニア着工へ6月中にもトップ会談 JR東海と静岡県 平行線なら27年開業困難」を読んで感じたこと。

ホントにリニア新幹線って必要なのでしょうか?
静岡県知事も作っては欲しいんでしょうね。でも、我が県への見返りが足りない・・・ってとこでしょうか。
何しろ開通しても実質は通過される県ですから、絶対に損があってはならないと気張るのは当然の理屈です。

名古屋までの開業予定が2027年。大阪までだと2037年と聞いています。
いずれにしてもオヤジは運が良ければリニアの大阪までの開業を目の当たりにできるかもしれませんが、さすがにもう仕事で使うことはないでしょう。(笑)

だから醒めた見方になるのかもしれません。
リニアが優位となるのは飛行機に比べて乗り降りにかかる時間や空港と市街地までの移動時間が節約できること、基本的な輸送量、そして運行が天候に左右されないこと・・・ぐらいでしょうか。

東海道新幹線が出来る時、それまで東海道本線の超特急「こだま」で6時間半余かかっていたものが3時間10分と半分以下になりました。
これによって東京と大阪が真の日帰り圏になったのです。

リニアができると現在「のぞみ」で2時間半かかっているものが約1時間とやはり半分以下にはなるようですが・・・、だから何が劇的に変わるのでしょうか?
9時からの会議のために少し家を出るのがゆっくりになるとか、出張先での飲み会に今までより1時間長く居られるぐらいしか思いつかないオヤジは想像力不足でしょうか。(笑)

ちなみに今回の新型コロナ禍でテレワークが市民権を得ました。
物理的な距離が仕事上の決定的障害とは認識されなくなったのです。

新しい生活様式では出張を始めとした「移動」そのものの必要性が問われる時代になる気がします。
企業にとってオフィスコスト、通勤費コスト、そして出張費コストはこれから削減すべきコストとして思い切りメスが入ることでしょう。

少なくとも移動する速さは今も飛行機が同じレベルを実現している中で、この莫大な投資が価値あるものなのかどうか。
東海道新幹線を補完するのだったら、既に敦賀まで工事している北陸新幹線の大阪開業を早めて、東海道新幹線をリニューアルした方が余程安上がりで効率的だと思うのです。
それだと政治屋始め「利権」を好物としている生き物は旨味が無くて困るのかもしれませんけど。

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