開いた口が塞がらない

1日前のニュースですが、あまりにお粗末な会見でした。
（ヤフーニュース配信テレビ西日本2023年2月28日付「大浴場のお湯換え年２回だけ『レジオネラ菌は大した菌ではないと認識』老舗旅館社長が会見　福岡」）

社長は事の重大さを理解せずに会見に臨んでしまった感があります。
お坊ちゃまくんだったのでしょうか。
老舗のプライドにかけて愚直にクオリティを追求するのではなく、老舗ブランドに胡坐をかいてお客様のことを舐めていた・・・ことが露呈しました。

オヤジは福岡にいる頃に有名老舗旅館としてお店のことは知ってはいたものの近場かつお財布との相談の関係で却って行く機会はありませんでした。
記事によるとこういったような杜撰な事実はオヤジが福岡を去ってからのことのようですが。

社長として「法律への認識が甘かった」そうです。
本来ならばそれだけで経営者失格ですが、自分自身は毎日その温泉に浸かっていても何もなかったそうで「レジオネラ菌はどこにでもある、大した菌ではない」という認識だったとは、さらには塩素臭が嫌いとまで、とても温泉を元手にお客様商売をしている立場とは思えない何とも手前勝手な理屈を何の衒いもなく謝罪会見の場で言い放つところはいい度胸というか、苦労せずにお育ちになったんだろうなとオヤジの口は開き放しでした。

老舗の誇りを守るため真摯に働いていた従業員の方々の心中の無念をお察し申し上げます。
社長は退任の意向だそうですが、意向とは関係なく辞めるべきでしょう。
まさか退職慰労金を貰うつもり・・・でないことを祈ります。