俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

竜胆(りんどう)

2011-09-20 | 俳句・秋・植物

蝦夷竜胆

竜胆や白雲まとふ利尻富士

リンドウ科の多年草。山野に自生。九~十一月、茎の先または茎の上部の葉腋に上向きの鐘形の花をつける。花の色は、青紫、紫紅色、まれに白色のものもある。根が竜の肝のように苦いところからこの名がある。サロベツ湿原の原生花園を訪れ、散策路を歩いた。花はほとんど咲いていなかったが、よく見ると足元に蝦夷竜胆が咲いていた。小さな花で、濃い紫色をしていた。そこから見える利尻富士は大きく、白い雲をマフラーのようにまとていた。

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湿原の蝦夷竜胆に屈みけり


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