俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春の朝

2012-04-28 | 俳句・春・時候


寺山に鳥鳴いてをり春の朝

春暁の一刻が過ぎ、すっかり明るくなった時分をいう。京都の栂尾山高山寺に行った。山道のような裏参道から登ると、四阿や物置の屋根に苔がびっしりと生えていて、京都らしい趣があった。しばらく登ると、きれいな声で鳥が鳴いていた。深山幽谷の風情があり、気持ちのよい春の朝であった。

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高山寺金堂





走り根の苔に日差しや春の朝


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コメント
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