俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

2012-04-18 | 俳句・春・天文


垣間見し二上山の霞みをり

春は水蒸気が立ち込めることが多く、山野など遠くのものがぼんやりと霞んではっきり見えない様子をいう。また、霞には横に筋をひいたように棚引くものもある。「草霞む」などと体言について用いられることもある。甘樫丘を歩いていると、木の間から二上山が霞んで見えた。≪うつそみの人なる我れや明日よりは 二上山を弟背(いろせ)と我が見む (大津皇子の姉)≫のあの二上山であった。

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カンバスに霞める山と畝傍山


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