俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

錦鯉

2012-06-01 | 俳句・夏・動物


上流を向きて水路の錦鯉

黒い真鯉に対し、暑い夏には涼を呼ぶ観賞魚であることから夏の季語となっている。黒以外の鯉を色鯉といい、特に観賞魚として色彩や斑点など体色を改良されたものを錦鯉という。交差点で信号待ちをして地図を見ていると、二人連れの小学生の男の子が「どちらをお探しですか」と大人のような言葉で声をかけてきた。鯉の泳ぐ町だというと、「僕たちが一緒に行きます」と自転車に乗って先導してくれた。その後ろを早足で歩き、連れて行ってもらった。おかげで清らかな水路に泳ぐ鯉を見ることができた。島原の子供は優しかった。

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色鯉の泳ぐ水路に手を入れぬ


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