俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒暮

2013-01-22 | 俳句・冬・時候


塒へと寒暮の鳥の帯なせり

寒中の夕暮れどきをいう。寒々とした夕暮れには星が光りはじめ、瞬く間に夜となる。その短い時間の情景に趣を感じたもの。日が沈むと、数百羽の水鳥が帯をなして山の端近くを塒へと飛んで行った。その壮観さを見ることができて、都会では味わえない感動を覚えた。

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男体山(なんたい)に笠雲かかる寒暮かな


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