俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

鷲(2)

2013-01-30 | 俳句・冬・動物


夜の明けて確と知られぬ鷲の数

次第にあたりが明るくなってくると、流氷の上におびただしい数の鷲が止まっているのが見えてきた。大鷲ばかりではなく、鷗や鴉も船から撒かれる魚を争って取っていた。それにしても、これほどの鷲が棲息しているとは驚きであった。

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国後島(くなしり)を指呼に大鷲舞ひ降りぬ


大鷲







餌を食む鷲や鴉を寄せつけず





大鷲の宙に鷗を捉へけり
 








鷲と目が合ひて怯(ひる)んでしまひけり



























此方にも彼方にも鷲群れゐたり


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コメント
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