俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

十薬

2017-06-09 | 俳句・夏・植物




十薬や西郷洞窟見しあとに



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ドクダミ科の多年草。

別名を「どくだみ」という。







平地の湿った日陰や庭の隅などに群がり生える。

白い花弁のように見えるのは苞で、十字形の苞の真ん中に

黄色い花を穂状につける。







特異な臭気をもち、葉、茎、根は薬用になる。

薬効が多いことから「十薬」の名がついた。




西郷隆盛洞窟



明治十年9月、政府軍の総攻撃の前の五日間を西郷らは

この洞窟で過ごしたという。

ここを見て坂道を登って行くと、道端に十薬がぽつぽつと

咲いていた。






十薬や西郷終焉地を歩き



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