俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

秋惜しむ

2018-10-19 | 俳句・秋・時候




啄木の終焉の地や秋惜しむ




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過ぎ行く秋を惜しむ感情。

詠嘆的な心が言葉自体にあり、物寂しさを感じさせる。

東京都文京区小石川五丁目に石川啄木終焉の地があった。

現在は歌碑が建てられ、その横には顕彰室があり、啄木の

写真や年表などが展示されていた。

啄木の終焉地でゆく秋を惜しんだ。




御殿坂



東京は結構起伏のある所があり、坂が多い。

小石川植物園の南東の御殿坂を登りながら秋を惜しんだ。




蓮華寺坂



御殿坂を登り切った所から白山通りに下る坂が蓮華寺坂で、

特段の情緒はなかった。




八百屋於七の墓(円乗寺)



八百屋於七の墓は真ん中の小さな石で、両側は供養塔。

鵯が鳴く声が聞え、秋を惜しんだ。




浄心寺坂



於七の墓を出てすぐの所にある坂で、庶民的な感じがした。




ほうらく地蔵(大圓寺)


焙烙に書かれし願ひ秋惜しむ




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