俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

魚氷に上る

2020-02-17 | 俳句・春・時候




空晴れて魚氷に上る川堤




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七十二候の一つ。







立春以後の第三候で、二月十四日から十八日の頃に

あたる。







この時期になると、少しずつ暖かくなり、川や湖の氷が

割れて、そのすき間から氷上に魚が跳び上がることが

あるので、そのことをいったもの。







このような季語を使うのはなかなか難しいが、発想の転換

にもなり、趣のある季題といえる。







魚氷に上る頃、青空のもとを歩くのは気持ちのよいもの

である。

川堤の一直線の道を行くのは更によかった。






魚は氷に上り菜園日の溢る




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