俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冴返る

2020-02-09 | 俳句・春・時候




冴返る池に漣生まれゐて




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春先、暖かくなりかけた頃に、また寒さがぶり返すことを

いう。







「冴ゆ」は、光、音、色などが澄むという意味がある。




筑波山



「冴返る」の寒さにも、冷えを伴い、そうした感じがある。




春満月



再びの寒気によって、心身の澄み渡るような感覚が呼び

覚まされるのである。







春北風が吹き、急に寒くなった。

池にはさざ波が立ち、より寒く感じた。






寒戻る結び一つを昼餉とし




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