俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

獺(かわうそ)魚を祭る

2020-02-20 | 俳句・春・時候




獺祭の野火止沿ひを歩きけり




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七十二候の一つ。







二十四節気の雨水の初候で、陽暦二月十九日から

二十三日の頃に当たる。







獺はとらえた魚をすぐには食べず、岸や岩の上に並べて

おく習性があるという。




野鳥公園



それが正月に先祖を祭る供え物に見立てられてこの語が

生まれた。







獺祭の候、埼玉県新座市の平林寺裏に流れる野火止用

水沿いを歩いた。

この用水路は、松平信綱が玉川上水から新座市を経て

新河岸川へと掘削させたもので、別名伊豆殿堀と呼ばれ

ている。






魚祭る獺(おそ)や終日曇りゐて




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