俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

稲妻

2020-09-11 | 俳句・秋・天文




杜の上の稲妻神の光とも




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空中に電気が放電されることによって閃く電光をいう。







雷鳴が聞えず光だけが見えるものや、雨を伴わない

ものをさすことが多い。







稲妻は稲の夫(つま)の意で、稲が雷光と交わって

稔るとの言い伝えから生まれた名である。







「雷」は夏の季語だが、「稲妻」を秋の季語としたのは、

稲の結実の時期に多く発生することに由来する。







神社の杜の上の雲がピカピカと光っていた。

稲妻があたかも神の光のように見えた。






稲妻を背(せな)に畑道帰りけり




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