俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

花見

2021-03-25 | 俳句・春・人事




飛び飛びに家族連れゐる花見かな




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桜の花を観賞し、愛でることをいう。







桜は開花から散るまでの期間は二週間足らずであるため、

人々は短い花の盛りを楽しむのである。







日本の花見は奈良時代の貴族の行事が起源とされる。

当初は梅が観賞されていたが、平安時代に桜に代わって

きた。

大規模な花見は、豊臣秀吉が行った吉野の花見や醍醐

の花見が有名である。

花見の風習が広く庶民に広まったのは江戸時代といわれ

ている。







花見は多人数で花見弁当や酒を愉しむ宴会を開くことが

伝統的である。

だが、昨年、今年はコロナ禍のため、宴会を開いての花見

は各地で禁止されている。







公園の桜が満開となっていた。

桜の下で、家族連れが距離を保って飛び飛びに座り、

弁当を広げたりして花見を楽しんでいた。

静かで、人に迷惑をかけず、これが本来の花見であると

思った。






花人のコロナマスクの眩かり




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