大仏の上に浮かぶや春の雲
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春の雲は初春、仲春、晩春により多少違いがある。
初春は冬雲に近く、晩春は夏雲に近い。
仲春の雲が最も春らしい雲といえる。
ぽっかりと浮いた綿雲はいかにも春らしいが、薄く一面に
ベールのように現れる雲も多い。
茨城県の牛久大仏を初めて訪れた。
地上から120mの高さがあり、世界一高いという。
体内拝観ができ、高さ85mの胸部までエレベーターで
昇って、東西南北の細い窓から景色を眺めた。
その大仏様の上に真っ白い春の雲がぽっかりと浮かんで
流れていた。
春雲の下や旅客機低く飛び
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