俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯菊

2021-12-08 | 俳句・冬・植物




枯菊といへど色香の残りけり




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寒さや霜で傷つき、やがて枯れてゆく菊をいう。







菊は花期が長く、葉は枯れても花はまだ名残を

とどめている。







盛りの華やかさが偲ばれて、一層哀れである。







俳人は枯れたものの中に一種の趣を感じてきた。







道端に枯菊があった。

花はまだ色香を残していた。






枯菊を焚く色見たくなりにけり




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