俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

額の花

2022-06-06 | 俳句・夏・植物




猫神の祠に紙垂や額の花




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ユキノシタ科の落葉低木。







暖地の海岸に自生し、古くから園芸種が多い。







紫陽花の原種であるが、枝先の散房花序にたくさんの

小花をつけ、周囲を萼である装飾花が取り巻く。







花色は青紫、紫、淡紅、白など。







仙巌園に島津家の猫神様が祀られていた。

島津義弘公が文禄慶長の役(1592年)に猫七匹をつれて

朝鮮へ出征したとき、猫の眼の動きによって時刻を知った

という。

猫神様の祠には紙垂が下がっていた。

鳥居の近くには地味な額の花が咲いていた。






雨雲の広がつてきぬ額の花




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