相撲草抜く子もをらぬ野原かな
イネ科の一年草。
日当たりのよい路傍や野原に自生する。
日本名は雄日芝。
根が強くて抜き難いことから「力草」とも呼ばれる。
子供がこの穂の茎を絡み合わせて引っ張る遊びをするところから、「相撲草」「相撲取草」の名がある。
相撲草が群生している野原があった。
昔はこの草で子供が遊んだが、今はそんな遊びを知る子もおらず、野原にはこの草を抜く子はいなかった。
小走りをすることもあり力草