俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

竹の春

2023-09-14 | 俳句・秋・植物

 

 

鍔下げて走るは女人竹の春

 

 

 

 

 

 

竹は筍の生える四月から五月にかけて栄養分が奪われ、親竹は生気を失う。

 

 

 

 

 

 

それが秋になると回復し、緑鮮やかな葉を茂らせる。

この状態を「竹の春」という。

 

 

 

 

 

 

秋になって、あたり一帯の草木が色づいてくる頃であるだけに、竹の葉の緑は一層新鮮に感じられる。

 

 

 

 

 

 

篁は青々として竹の春となっていた。

その下を、帽子の鍔を下げてジョギングして来るのは女性であった。。

 

 

 

 

 

晴れ渡る竹春の川堤かな

 

 

 

コメント (2)
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