仙人草下校生らとすれ違ひ
キンポウゲ科の多年草。
山野に自生する。
九月頃、葉腋に白色の花を多数つける。
四枚の蕚片が白色花弁状で十文字状に開く。
花弁を欠き、中央に多数の雄蕊と雌蕊がある。
実の白毛を仙人の白髪に見立ててこの名がある。
有毒だが、葉や根は鎮痛、利尿剤として利用する。
仙人草は季語にはなっていないが、真っ白い花が美しく、よく見かけるので、ちなみに詠んでみた。
仙人草が連なって咲いている所があった。
その前の道を下校する中学生達とすれ違った。
仙人草そぞろ歩きをしてをれば