俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

秋の夕焼

2023-09-19 | 俳句・秋・天文

 

 

戸を閉めむとて一時の秋夕焼

 

 

 

 

 

 

「夕焼」は夏の季語。

夏には夕焼が最も鮮やかで大きいからである。

 

 

 

 

 

 

だが、「秋の夕焼」は夏ほどの激しさや大きさはなく、色も淡く、たちまち消えて行く。

 

 

 

 

 

 

芒のなびく山野などに佇んで見上げる秋夕焼は、どことなく寂しく感じられる。

 

 

 

 

 

 

夕方、戸を閉めようとして障子を開けると、秋の夕焼の最中であった。

一時、秋夕焼を眺めていた。

 

 

 

 

 

秋夕焼明日の良き日を祈りけり

 

 

 


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