競ひ合ふ相手はをらず相撲草
イネ科の一年草。
道端や畑に自生する。
八~十月、茎頂に数個の太い線形で緑色の花穂を叉状につける。
日本名は雄日芝。
子供がこの穂の茎を絡み合わせて引っ張って遊ぶことから「相撲草」の名がついた。
根が強くて抜き難いことから「力草」ともいう。
道端に相撲草がたくさん見られた。
子供のころこの草で引っ張り合って遊んだが、今は競い合う相手とていない。
中学生の通る道なり力草