通る人なき畑道や花カンナ
カンナ科の多年草。
球根で増える。
熱帯原産。
日本には明治末に渡来。
観賞用に栽培されている。
七月頃から秋遅くにかけて、葉の間から花茎を出し、大きな唇形花を開く。
花色は黄、紅、橙色、絞りなどで、いかにも熱帯原産らしく鮮やか。
畑道を歩いたが通る人はいなかった。
ただ、道端に真っ赤なカンナだけが咲いていた。
黄カンナの夕日に濃かり川堤